ステップNo.3 中国の身につく使える語学教育

日本と違う詰め込み教育

日本人が英語ができないのは読み書きばかりの詰め込み教育で実際に話してみないからだと思っている人はいませんか?

これは半分正解、半分不正解です。

中国留学される方は中国の大学で教科書を使った詰め込み教育を受ける事になります。これは欧米諸国への留学と大きく異なる点です。欧米諸国は使う(実践)する事に重視をおく授業が多いため、教科書はなく簡単なプリントしか使わない授業が多いです。

しかし中国と日本の詰め込み教育には大きな違いがあります。この違いが使える語学教育とそうでない教育という結果を導いています。

中国の外国人用中国語の教科書は北京語言文化大学出版、北京大学出版が作成したものです。他の出版社も出版していますが非常に少数なのでどの大学に留学しても北京語言文化大学出版か北京大学出版の教科書を使う事になると思います。

北京語言文化大学出版にしろ北京大学出版にしろ初級の教科書は会話文になっています。会話の内容は中国に来た留学生が使うと考えられる日常会話です。具体的にはあいさつ、自己紹介などから始まりクラスでの先生、クラスメートとの会話、買い物でのやり取りなどに発展していき、留学生が中国の生活に慣れ始め、活動範囲が広がるのに合わせ、会話内容も広く難易度も高いものへと変わっていきます。

中国の詰め込み教育は日本より詰め込みに力を入れる傾向があるので、中には本文の丸暗記をさせるような先生もおられます。

初級者にとっては丸暗記は非常に有効な学習手段です。覚えたものをそのまま使えば中国人が使う正しい中国語となるからです。

中級、上級になれば会話は少なくなり、日本の英語の教科書のようなニュースや小説などの読み書きに変わります。

初級の「こんにちは」という会話から始まり日常会話をまず習得し、次に新聞、雑誌、小説などを読むトレーニングを通して語彙の増加、年齢相当の中国語をめざすという教育方法を行えば短期間でかなりの中国語力をつけることが出来ます。

日本人は詰め込み教育を受けてきているので中国に留学しても教育方法に戸惑いを感じる事はあまりないので使える語学を本当に身につけたい人は中国留学をお勧めします。


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目次 :スキルアップにつながる中国留学


ステップNo.1 スキルアップを考えた中国留学とは
ステップNo.2 今後の中国留学の価値は?
ステップNo.3 中国の身につく使える語学教育
ステップNo.4 中国留学プラス通関士でスキルアップ
ステップNo.5 中国留学プラス簿記(日商簿記)でスキルアップ
ステップNo.6 中国留学プラス公認会計士でスキルアップ
ステップNo.7 中国語プラス英語でスキルアップ
ステップNo.8 中国留学を就職・転職に生かすには
ステップNo.9 中国留学をきっかけに投資デビュー
ステップNo.10 中国留学後の更なるスキルアッププラン

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