中国留学プチ情報

約束が意味するもの

『5分前行動』という言葉があるように日本人は約束をしっかり守ります。携帯の出現によりいつでもどこでも簡単に連絡が取れるようになったため、かつてに比べて日本人もだいぶルーズになってきましたがそれでも約束は守る傾向は変わりません。

では、中国人はどうでしょうか?
はっきり言って馬鹿を見る事が多いです。電話中に他の電話がかかってきたので、また掛け直すと言われて電話を切り電話がかかってくるのを待っていてもかかってこない事は少なくありません。

また、足がないので迎えに行ってあげると前日に言ってもらったので次の日約束の時間に待っていても一向に来ないので電話してみるとまだ寝ていて電話に出てこないということもありました。

つまり、どういうことかというと中国人と日本人の間では社交辞令の使い方が異なるのです。私たちは約束を破られ待ちぼうけを食らうとすぐに説明をもらわないと後日説明されても腹が立たないでしょうか?

中国人は一応後日謝ってくれますが、そこまで悪かったは思っていません。私も初めその態度にイラッと来る事がありました。しかし中国人もなぜそんなにイラッとされるのか理解できません。

ここが皆さんが中国留学してまず初めにぶち当たるカルチャーショックだと思います。

電話を掛け直すと言って掛かってこなかったり、迎えに行ってあげると言って来なかったりしたのは社交辞令だったのです。もちろん、全てが全て社交辞令ではなく約束をしてしっかり守る事もあります。

日本でも社交辞令として『ぜひ家に遊びに来てください』と言うことはないですか?中国人はそんな感じで特に意味もなく約束をしてしまうのです。

日本人はそれを知らないのでまともに受けてしまい待ちぼうけをくらいイラッと結果的にしてしまうのです。

また、約束を果たそうとしていても急に何か予定が入り約束が果たせなくなるということも少なくありません。日本人はこんな場合、急いで連絡を入れておきますが、中国人は事後報告の傾向があるようです。

常識、非常識の問題ではなく、隣国とはいえ考え方、習慣が違うのだという事なのです。

この事を踏まえて中国人と約束をすると、イラッとすることもなく中国人とうまく交流できるようになるのではないでしょうか?

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